NETWORK NEWS

工学院大:「ソーラーカーレース」新記録でグランドチャンピオンに

2016/08/13

 工学院大八王子キャンパスに拠点を置く「ソーラーチーム」が8月12日、秋田県大潟村で行われていたソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ2016」でグランドチャンピオンに輝いた、と八王子経済新聞(8/12)が報じた。同紙によれば、8月9日から1周25キロのコースを3日間、24時間走って総走行距離を競う。同チームは今年から新設された、ドライバーと搭乗者の2人でソーラーカーに乗る「クルーザークラス」に参戦した。今大会では、昨年、オーストラリア大陸約3000キロをソーラーカーで縦断する「ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)」で使用したソーラーカー「OWL(アウル)」をブラッシュアップ。学生35人でキャンプを行いながらレースに挑んだ。

 レギュレーションの関係から、WSCよりもバッテリーは4分の1に減少。さらに、米を10キロ積んだ上で、ドライバー交代の際にはその米を積み替える必要があるなどハードなレースとなったが、1日目は1周を25~30分程度で走り、15周を走って総合順位1位を記録した。2日目は、30分間車を止めてプレゼンテーションを行う「メディアストップ」がありながらも、前日よりもラップタイムを早め18周を走行、1位をキープした。最終日も順調に周回を重ね、レース終了時点では、2005年に「芦屋大学 Sky Ace TIGA」が記録した最多周回数である50周を超え、大会新記録となる51周を達成。グランドチャンピオンに輝いた。

 

一覧に戻る