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全大学調査:「学生寮」の設置状況、国立は9割超、私立大は5割

2016/12/26

 旺文社教育情報センターは12月26日、全国の国公私立すべての大学の学生寮設置状況調査の結果を公表した。これを報じたリセマム(12/26)よれば、ほとんどの国立大は学生寮を設置しているが、公立大は3割以下、私立大は甲信越や近畿などで5割以下となっていることがわかった。学生寮設置状況調査は、「学生寮・あり」となっている各大学の「学生寮」の詳細を大学Webサイトで調査。なお、ここでいう学生寮は、「入学者(学部1年生)を入居対象」にしているもののみで、「2年生以上しか入居できない(新入生は入居できない)」ものは含まない。

 国立大は、関東と甲信越、北陸、中国、四国、九州・沖縄が100%、そのほかのエリアも約90%が学生寮を設置している。公立大は、北陸が0%、関東と甲信越、東海、近畿は各1校と少ない。全公立大での学生寮設置率は、2008年の25.7%から2016年の26.7%と8年間でわずか1ポイント増であった。私立大は、北海道・東北、甲信越、北陸、東海、近畿で学生寮がある大学が50%以下となった。全私立大学での学生寮設置率は、2008年の約42%から2016年の約50%と8年間で8ポイント増加した。

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