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芝浦工業大:テイクアウト用「お弁当箱」をとんかつ専門店と共同開発

2019/01/23

 芝浦工業大デザイン工学部の戸澤幸一教授と、株式会社リンガーハット(東京都品川区)が運営するとんかつ専門店「とんかつ濵(はま)かつ」が、共同でとんかつのテイクアウト用お弁当箱を開発し、127日より使用を開始。20181219日付の同大ホームページでその製品の特徴・機能などを発表した。

 共同開発のとんかつ用お弁当箱は、下段に保温性の高い穀物(大麦)を使用した新開発の保温剤を使用。商品のお渡し後30分間は60以上を保って、温かいとんかつを楽しめることができるようになった。さらに、弁当箱の上蓋に蒸気を吸収する特殊な紙を、底には新開発の余分な油と水分を吸収するシートを適量使用することによって、時間がたってもお店と同様の、とんかつのサクサクとした食感を味わえるという。同大の戸澤教授は、スタートから足かけ2年、企業と共同で基礎実験、実用化実験を繰り返して開発に成功。今後も、依頼先企業、顧客がよりいっそう満足するよう、「創造的なものづくり」を推進していく意向だ。

(大学HP:https://www.shibaura-it.ac.jp/news/2018/40180200.html)

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