2016/08/11
福島・葛尾(かつらお)村で8月14日、盆踊り6年ぶりに復活、と朝日新聞(8/11)が報じた。同紙によれば、日本大工学部や郡山女子大短大部(ともに郡山市)の学生たちが、当日の運営や「灯明ナイト」の企画にかかわっている。村では原発事故前まで3つの集落で盆踊りが行われてきた。帰還困難区域を除いて避難指示が6月に解除され、「盆踊りを復活したい」という話が持ち上がり、合同開催するために祭り連合会ができた。
日本大工学部地域活動サークルRISMと郡山女子大短大部生活芸術科の学生ら計約40人も加わった。「灯明ナイト」は、村民が描いた絵や言葉入りの紙袋などで覆った高さ30センチほどの灯明を約1500個以上並べて、会場を幻想的な雰囲気にする。短大部の小松太志准教授(デザイン学)や学生が企画した。